不動産売却・購入の三井住友トラスト不動産:TOPお役立ち情報不動産マーケット情報10年間マンション投資を行なったとしたら、どのエリアがお得?(2010年3月号)

不動産マーケット情報

専門家のコラム
不動産マーケット情報

不動産マーケット情報

不動産マーケット情報

2010年3月号

不動産市況や業界動向などの旬な情報を記載したコラムです。

10年間マンション投資を行なったとしたら、どのエリアがお得?

10年間で平均賃料が上がっている駅もある

次に1999年に竣工したマンションの新築時の賃料と、10年後の2009年の中古賃料の差に着目してみましょう。賃料は一般に建物の築年経過によって下落するケースが多いのですが、駅周辺の開発が進むなどの理由で賃料が上昇することもあります。

首都圏では京成本線の「青砥」が東京スカイツリー建設を契機とした沿線開発の影響もあり月額3,413円上昇しました。「大井町」や「北千住」でもマンション開発が進んだ影響で同様の傾向が見られます。また、駅勢圏が広く賃貸ニーズが高いJR中央線の「荻窪」の賃料上昇が目立っています。

近畿圏では神戸市の「花隈」「県庁前」、京都市の「烏丸」「京都市役所前」といった大都市中心エリアの賃料が10年前より高くなる傾向となっています。

不動産に投資する手段や方法は様々ありますが、このようなデータから投資対象エリアの特性を把握して戦略的な投資を行いたいものです。

※本コンテンツの内容は、記事掲載時点の情報に基づき作成されております。