住宅購入を必要とする理由は?
「住宅が狭い」から購入した人が最も多くなっている。
従前 住宅 |
購入 物件 |
面積の 増加率 |
|
---|---|---|---|
新築 マンション |
60.0 | 76.2 | 27% |
中古 マンション |
60.0 | 71.3 | 19% |
新築 建売住宅 |
60.0 | 103.9 | 73% |
中古 戸建て |
68.0 | 115.1 | 69% |
土地+ 注文住宅 |
60.0 | 118.1 | 97% |
データ(表)は、独立行政法人「住宅金融支援機構」が実施した「平成19年度フラット35利用者調査報告」によるもので、住宅を購入したり、建築したりした人達に、住宅購入を必要とする理由について尋ねたものである。
最大の必要理由は「住宅が狭い」となっており、広さを求めて住宅を購入する人が多くなっている。
グラフは、住宅を購入(建築)した人達の、従来の住宅と新たな住宅の広さとを比較したものだが、いずれの場合でも住宅面積は結果として広くなっており、特に「戸建て」を購入(建築)した人達の住宅面積は2倍近くになっている。
日本の賃貸住宅は狭いものが多く、その狭い住宅から広い持家へと移る人が多いのである。
ただ、最近では、子供達が社会人となって家を出て、夫婦2人になった中高年層が、広い家から狭いが利便性の高い住宅へと住み替える動きも出て来ている。