購入後の住宅面積と通勤時間の変化は?
通勤時間が多少長くなっても、住宅の広さを優先して住宅を選んでいる。
注文住宅 | 分譲住宅 | 中古住宅 | |||||
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住み替え前 | 住み替え後 | 住み替え前 | 住み替え後 | 住み替え前 | 住み替え後 | ||
首都圏 | 延べ 面積 |
96.6 | 131.2 | 70.5 | 84.8 | - | - |
通勤 時間 |
51.3 | 50.4 | 52.5 | 56.0 | - | - | |
中京圏 | 延べ 面積 |
90.6 | 139.3 | 84.5 | 108.8 | - | - |
通勤 時間 |
31.6 | 36.0 | 38.2 | 44.3 | - | - | |
近畿圏 | 延べ 面積 |
95.6 | 128.8 | 76.6 | 84.4 | - | - |
通勤 時間 |
32.7 | 34.7 | 42.1 | 43.2 | - | - | |
首都圏 | 延べ 面積 |
- | - | - | - | 67.7 | 92.7 |
通勤 時間 |
- | - | - | - | 38.4 | 39.2 |
データは、国土交通省の平成19年度住宅市場動向調査によるもので、住宅を購入・建築した人達の住宅面積と通勤時間の変化を示したものである。
注文住宅を建てた人の住宅面積は、35~40平米広くなっているが、通勤時間はやや長くなっている(首都圏はほとんど変化なし)。
また、分譲住宅の購入者でも、住宅面積が全国平均で約15平米広くなっているのに対し、通勤時間はやや長くなっている。
中古住宅の購入については、住宅面積が25m²
広くなっているが、通勤時間はほとんど変わっていない。
多くの場合、住宅を選ぶ際には多少、通勤時間が長くなっても、広さを求める人が多い結果となっている。
ただし、大都市中心部で分譲住宅が大量に供給されたため、首都圏であっても、通勤時間は1時間以内となっている。「夢のマイホーム」を持つために新幹線通勤、といった時代は、昔の話になりつつある。