住宅購入者の元の住まいは?
賃貸住宅から低金利を利用して住宅を購入する人が大半である。
新築マンション | 中古マンション | 建売住宅 | 中古戸建て | |
---|---|---|---|---|
民間借家 | 55.6% | 55.3% | 55.6% | 56.6% |
公団・公社・公営 | 9.7% | 10.2% | 9.2% | 9.7% |
社宅・官舎 | 14.2% | 10.0% | 18.3% | 11.0% |
親族の家 | 11.8% | 15.6% | 9.3% | 12.9% |
持家 | 8.7% | 8.9% | 7.6% | 9.8% |
グラフはフラット35(住宅金融公庫の長期固定金利型住宅ローン)を利用して住宅を購入した人達の「元の住まい」を調べたものである。
新築・中古のマンションや建売住宅、中古戸建てと、購入した物件は様々だが、物件の種別にかかわらず、購入者のほとんどは、借家住まいの人達である。持ち家の人は1割足らずであり、親族の家に同居していた人を加えても2割前後となっている。
金利が低く、35年返済の住宅ローンを利用すれば、同様の住宅を借りて支払う家賃よりも安い支払いで住宅を購入できるため、借家から持ち家へと移る人が多いのである。最近では金利が少し上昇しているが、まだまだ低い水準であり、首都圏近郊の中古マンションなどでは、家賃の半額前後の支払いで購入できる物件も少なくない。
金利が低く、35年返済の住宅ローンを利用すれば、同様の住宅を借りて支払う家賃よりも安い支払いで住宅を購入できるため、借家から持ち家へと移る人が多いのである。最近では金利が少し上昇しているが、まだまだ低い水準であり、首都圏近郊の中古マンションなどでは、家賃の半額前後の支払いで購入できる物件も少なくない。