居住地域に求められていることは?
防犯・防災など安全性を求める声が強く、地域活動が活発なことも重視。
自分の居住地域に対して求める事項(複数選択) | |
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地域住民等で防犯活動をしている | 27.8% |
建物が建て込んでいない(密集していない) | 27.2% |
地域に住む高齢者のための見守り・巡回等がある | 24.2% |
地域住民等で公園・道路等の公共空間を清掃している | 23.3% |
地域住民等による子育て支援が充実している | 20.1% |
敷地がゆったりとした(大きい)家が多い | 18.9% |
地域住民等で、日常的に災害時の対策等の防災活動をしている | 18.1% |
建物の外観、敷地境界の生け垣や植栽等を手入れしてある家が多い | 17.6% |
地域住民のための講座やサークル活動が活発である | 14.6% |
地域のお祭り等の行事が活発である | 12.4% |
景観などに関する取り決め(建築協定)などがある | 12.3% |
特になし | 29.8% |
その他 | 1.5% |
グラフは、平成20年度「土地白書」の中で、国土交通省が全国20歳以上の人を対象に実施した「居住地域に関する意識調査」によるもので、「自分の居住地域に対して求める事項」を尋ねたものである。
最も求められている事項は、「地域住民等で防犯活動をしている」となっている。犯罪事件が多発する中で、安全な居住地域を求める人が多くなっている。また、地域住民による高齢者の見守り・巡回や、公共空間の清掃、子育て支援など、地域活動が活発で、地域住民同士が互いに助け合っている地域を求める声が強い。
住宅地としては、「建物が密集していない」や「敷地の大きい家が多い」が上位に入っており、ゆとりのある街並みを求める人が多くなっている。