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2006年7月号

不動産市況や業界動向などの旬な情報を記載したコラムです。

日本人の土地に対する意識の変化は?

土地が有利な資産だと考える人とそう思わない人が同数になった。

土地は、預貯金や株式などに比べて有利な資産であるか
 
そう思う どちらとも言えない わからない そうは思わない
1993年 61.8% 11.4% 5.6% 21.3%
1994年 61.9% 12.5% 3.6% 21.9%
1995年 49.3% 19.5% 4.4% 26.8%
1996年 53.1% 19.8% 4.2% 22.9%
1997年 49.2% 17.0% 4.4% 29.4%
1998年 37.0% 23.0% 6.0% 34.0%
1999年 38.9% 21.1% 6.4% 33.6%
2000年 34.2% 19.4% 7.6% 38.8%
2001年 35.3% 22.5% 8.1% 34.2%
2002年 33.2% 22.8% 9.5% 34.5%
2003年 32.9% 21.5% 8.9% 36.7%
2004年 33.2% 20.2% 10.6% 36.0%
2005年 35.0% 22.0% 8.0% 35.0%

グラフは、国土交通省が毎年実施している「土地問題に関する国民の意識調査」によるもので、「土地は、預貯金や株式などに比べて有利な資産であるか」について尋ねたものである。
93・94年の時点では、「有利だと思う」人が6割を超えていたが、地価の下落が続いたため、有利だと思う人が減少し、逆に有利だと思わない人が増え続けた。そして、00年には有利だと思わない人が、有利だと思う人を上回り、04年までその傾向が続いていた。
ただ、昨年の調査では、有利だと思う人と、そう思わない人の数が同数になり、地価が下げ止まりつつある地域が増えてきたこともあって、土地の資産価値を見直す動きが出ている。もっとも、そう思わない人もまだ多く、地域や立地による地価の二極化を反映した結果となっている。

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