一世帯あたりの人員数はどうなっているの?
年々、少人数世帯が増加しており、2人以下の世帯が全体の6割近くに。
(年) |
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1960 |
1970 |
1975 |
1980 |
1985 |
1990 |
1995 |
2000 |
2005 |
データは、総務省「国勢調査」によるもので、日本の世帯人員構成の推移を示したものである。
1960年の日本の総世帯数は2254万世帯で、5人以上の世帯が全体の4割を超えていた。しかし、その後、核家族化が進み、人口の増加を上回る世帯数の増加が続いた。1960年時点での平均世帯人員は、4.14人であったのが、2005年には2.55人にまで減少し、総世帯(4906万世帯)の中で1人・2人世帯が全体の56%と、6割近くを占めるようになっている。少人数世帯の増加は、求められる住宅の条件を変化させている。すなわち、都心部や駅近など、利便性が最重視され、部屋数が多いことや広さが、それほど重視されなくなっているのである。
将来、売却することを考えるならば、不動産の購入は、やはり立地を重視しておくことが大切である。