新築のマンションと戸建ての価格の状況は?
新築マンション価格は横バイだが、 新築戸建ての価格は安くなっている。
【首都圏】
新築戸建て・価格帯別の物件割合
新築戸建て・価格帯別の物件割合
東京23区 |
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東京都下 |
神奈川 |
千葉 |
埼玉 |
【首都圏】 新築マンション価格 |
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価格 | |
東京23区 | 4,906万円 |
都下 | 3,852万円 |
神奈川 | 3,980万円 |
千葉 | 3,277万円 |
埼玉 | 3,186万円 |
図表(1)は、首都圏で売りに出されている新築戸建て物件を、地域別・価格帯別に集計したものである。
東京23区はさすがに高額の物件が多く、5000万円以上の物件が約6割を占めており、7000万円以上の物件も約2割となっている。しかし、23区内でも3000万円台の物件が増えてきている。
東京都下や神奈川では、4000万円以下の物件が約半数となり、2000万円台の物件も1~2割を占めている。また、千葉・埼玉になると、3000万円以下の物件が半数近くとなっている。
一方、新築マンションの価格は、ここ数年間、ほとんど変わっておらず、現状は図表(2)の通りとなっている。
同じ価格なら、広い戸建てを選ぶ若年のファミリー層が増えている。また、マンションを選ぶのは、利便性を重視した顧客層となっている。