二大都市圏の不動産取引状況は?
新築マンション価格は横バイだが、新築戸建ての価格は安くなっている。
物件ごとの取引件数指数
【首都圏】※95年の取引件数を100とする
【首都圏】※95年の取引件数を100とする
土地 |
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中古マンション |
戸建て |
物件ごとの取引件数指数
【関西圏】※95年の取引件数を100とする
【関西圏】※95年の取引件数を100とする
土地 |
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中古マンション |
戸建て |
グラフは、首都圏と関西圏の不動産流通機構で、成約した件数を物件種別毎に調べ、95年の件数を100として指数化したものである。
首都圏のグラフを見ると、土地の取引件数は03年をピークにやや減少しており、戸建ての取引件数も緩やかな減少傾向を示している。伸びているのは、中古マンションの取引だが、昨年末の耐震偽装事件の影響で、最近はややブレーキがかかっている。
一方、関西圏では00年以降、どの取引件数も大きく伸び続けており、取引は堅調である。中心部や高級住宅地などでは品不足で、価格が上昇するところも増えており、昨年は首都圏よりも関西圏の好況が目立った。ただ、最近では一部の地域で価格が上がりすぎたため、取引件数が減少するところも出ている。