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2009年7月号

不動産市況や業界動向などの旬な情報を記載したコラムです。

住宅地の価格と物件の価格はどう変化しているの?

首都圏では、住宅地価は下がっているが、マンション価格は下げていない。

 
新築マンション
売り出し価格
流通戸建て
(新築・中古)
成約価格
中古マンション
成約価格
住宅地
公示地価
95年 100.0 100.0 100.0 100.0
96年 102.2 98.0 93.9 82.8
97年 105.4 96.9 89.5 71.9
98年 100.5 91.9 83.0 66.0
99年 99.8 87.5 80.4 59.3
00年 97.3 85.2 76.6 53.6
01年 97.1 79.7 73.5 49.3
02年 96.5 76.7 73.3 45.7
03年 98.1 73.9 74.1 43.0
04年 98.9 74.2 75.7 41.1
05年 99.0 73.8 78.6 40.1
06年 101.3 77.1 85.6 40.5
07年 112.0 79.5 95.0 44.3
08年 115.1 74.9 95.8 49.7

グラフは、首都圏における住宅地の公示地価と新築・中古マンション価格、そして流通戸建ての価格を、95年を100として指数化したものである。
首都圏の住宅地価は、95年の半値以下に下がり、06年を底にやや上昇したものの、今年は再び下落に転じている。
一方、新築マンションの価格は、95年以降の十数年間、ほとんど変化はなかったが、06年以降は上昇が目立ち、95年を上回る価格となっている。首都圏の新築マンションは、供給エリアが郊外から都心部へと移ってきたために価格を押し上げているが、同一地域で見ても地価に比べて価格の下げは少ない。
また、中古マンションは、02年を底に上昇に転じているが、最近の首都圏の平均成約価格は2500万円前後であり、今でも新築に比べて割安である。
地価に近い下げを示しているのが流通戸建てである。売れ筋価格の低下が顕著で、最近では3000万円前後の戸建てが、良く売れている。

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