中古マンション人気の背景は?
中古マンションは買いやすい価格になりやや上昇する地域も増えている。
- 成約した中古マンションの価格と専有面積 -
地域 | 成約平均価格 | 平均専有面積 |
---|---|---|
東京都 | 2,633 | 60.98m2 |
神奈川県 | 2,047 | 66.41m2 |
千葉県 | 1,619 | 72.88m2 |
埼玉県 | 1,569 | 66.67m2 |
大阪府 | 1,523 | 67.69m2 |
兵庫県 | 1,629 | 72.08m2 |
京都府 | 1,700 | 65.38m2 |
札幌市 | 1,203 | 77.02m2 |
仙台市 | 1,249 | 67.00m2 |
名古屋市 | 1,591 | 73.34m2 |
広島市 | 1,419 | 71.06m2 |
福岡市 | 1,454 | 71.27m2 |
■首都圏・関西圏については、06年3月の成約データ ■札幌・仙台・名古屋のデータは06年1~3月の成約平均 ■広島・福岡は05年12月~06年2月の成約平均 |
図表は、最近取引された中古マンションの価格と専有面積について、全国各地の状況を調べたものである。
最も平均価格が高いのは、やはり東京都だが、それでも2,633万円と新築マンションなどと比べると割安感があり、よく売れているのが納得できる。その他の地区では神奈川県で2,047万円となっている他は、全ての地区で2,000万円以下となっている。札幌市や仙台市などでは、20坪以上の広さで約1,200万円と買いやすい価格になっている。
20坪前後の広さの中古マンションがこのような価格帯で購入できるため、各都市の中心部や駅近くの利便性に優れた物件は品不足となっている。物件の価格も、やや上昇気味の地域が増えている。