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2006年5月号

不動産市況や業界動向などの旬な情報を記載したコラムです。

中古マンション人気の背景は?

中古マンションは買いやすい価格になりやや上昇する地域も増えている。

- 成約した中古マンションの価格と専有面積 -

地域 成約平均価格 平均専有面積
東京都 2,633 60.98m2
神奈川県 2,047 66.41m2
千葉県 1,619 72.88m2
埼玉県 1,569 66.67m2
大阪府 1,523 67.69m2
兵庫県 1,629 72.08m2
京都府 1,700 65.38m2
札幌市 1,203 77.02m2
仙台市 1,249 67.00m2
名古屋市 1,591 73.34m2
広島市 1,419 71.06m2
福岡市 1,454 71.27m2
■首都圏・関西圏については、06年3月の成約データ
■札幌・仙台・名古屋のデータは06年1~3月の成約平均
■広島・福岡は05年12月~06年2月の成約平均

図表は、最近取引された中古マンションの価格と専有面積について、全国各地の状況を調べたものである。
最も平均価格が高いのは、やはり東京都だが、それでも2,633万円と新築マンションなどと比べると割安感があり、よく売れているのが納得できる。その他の地区では神奈川県で2,047万円となっている他は、全ての地区で2,000万円以下となっている。札幌市や仙台市などでは、20坪以上の広さで約1,200万円と買いやすい価格になっている。
20坪前後の広さの中古マンションがこのような価格帯で購入できるため、各都市の中心部や駅近くの利便性に優れた物件は品不足となっている。物件の価格も、やや上昇気味の地域が増えている。

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