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2009年4月号

不動産市況や業界動向などの旬な情報を記載したコラムです。

ライフステージで変わる希望居住地

単身時は街なかや都市の中心部を希望する人が多いが、結婚後は郊外希望に。

  街なかや
都市の中心部
郊外部 田園
リゾート地
その他
 単身時 88.3% 8.6% 1.6% 1.6%
 結婚後 40.8% 53.8% 3.8% 1.6%
 子育て期 19.8% 69.0% 9.1% 2.1%
 子供独立後 19.8% 49.0% 28.8% 2.4%
 退職後 17.6% 30.8% 48.6% 3.0%
 高齢期 30.6% 29.4% 35.9% 4.2%

グラフは、20歳以上の人を対象に、国土交通省が平成20年の3月に実施した「居住地域に関する意識調査」によるもので、各ライフステージに相応しいと考える居住地を尋ねたものである。
単身時では、9割近く、つまり圧倒的多数の人が「街なかや都市の中心部」がいいと考えているが、結婚後になるとその割合は約4割に減少し、「郊外」が相応しいと感じる人が過半数を占める。そして、子育て期になると、その傾向は一段と強まり、「郊外」が約7割を占めている。
子供の独立後や退職後になると、希望居住地として「田園・リゾート地」が増えているが、高齢期になると再び、利便性の高い「街なかや都市の中心部」を希望する人が増えている。
なお、この調査には若い人(将来の高齢者)も回答しているが、実際に高齢になった方々の都心指向は、アンケートの結果以上に強くなっている。

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