不動産購入、不動産売却は三井住友信託銀行グループの「三井住友トラスト不動産」

グラフは、二大都市圏と札幌市・仙台市・名古屋市・福岡市圏域の各流通市場において取引された中古マンションと流通戸建て（一部、新築を含む）の件数の推移を示したものである（各地の不動産流通機構調べ）。
新築マンションの販売不振が話題になっているが、中古住宅の取引は堅調なところが多い。さすがに昨年後半からは、世界経済の悪化が日本経済にも影響を与え始めたため、二大都市圏などで中古住宅の取引件数も減少してきてはいるが、その落ち込みは小さい。新築物件に比べて割安感があるため、中古住宅の人気は根強い状況にある。
また、トヨタの業績悪化で需要の落ち込みが激しい名古屋市でも、割安感のある中古住宅の取引は落ち込んでおらず、厳しい新築市場とは対照的な結果となっている。