分譲住宅の各地での着工状況は?
首都圏や関西圏では、94年以降大量に建設されており、最近は地方でも増加。
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グラフは、全国の各圏域における新築分譲住宅の着工数の推移を示したものである。
首都圏と関西圏では、90年バブルが崩壊した後、地価の下落が徐々に進み、バブル期に比べて割安な分譲住宅が供給されるようになった。加えて低金利の住宅ローンが利用できるようになったため、94年以降は大量の分譲住宅が着工されている。
ただ、最近では大都市圏の地価が上昇し、用地の仕入れが難しくなってしまった。そのため、分譲会社は地方圏へと供給エリアを拡大しており、地方圏での着工も増えてきている。
中古住宅の流通市場では、94年以降に着工された比較的築年数の浅い中古マンションなどが数多く売り出されるようになっており、住宅購入者にとっては、数多くの物件の中から選択できるようになっている。