不動産売却・購入の三井住友トラスト不動産:TOPお役立ち情報不動産マーケット情報分譲住宅の各地での着工状況は?(2007年5月号)

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2007年5月号

不動産市況や業界動向などの旬な情報を記載したコラムです。

分譲住宅の各地での着工状況は?

首都圏や関西圏では、94年以降大量に建設されており、最近は地方でも増加。

 
 
1991年
1992年
1993年
1994年
1995年
1996年
1997年
1998年
1999年
2000年
2001年
2002年
2003年
2004年
2005年
2006年

グラフは、全国の各圏域における新築分譲住宅の着工数の推移を示したものである。
首都圏と関西圏では、90年バブルが崩壊した後、地価の下落が徐々に進み、バブル期に比べて割安な分譲住宅が供給されるようになった。加えて低金利の住宅ローンが利用できるようになったため、94年以降は大量の分譲住宅が着工されている。
ただ、最近では大都市圏の地価が上昇し、用地の仕入れが難しくなってしまった。そのため、分譲会社は地方圏へと供給エリアを拡大しており、地方圏での着工も増えてきている。
中古住宅の流通市場では、94年以降に着工された比較的築年数の浅い中古マンションなどが数多く売り出されるようになっており、住宅購入者にとっては、数多くの物件の中から選択できるようになっている。

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