使われている住宅ローンのタイプは?
金利の先高感もあり長期の固定金利型を選択する顧客が増えている。
2001年 | 2002年 | 2003年 | 2004年 | 05年度 上半期 |
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変動金利型 | 22.3% | 27.4% | 16.3% | 13.6% | 10.2% |
固定金利 期間選択型2年 | 2.5% | 15.1% | 19.3% | 17.9% | 21.5% |
固定金利 期間選択型3年 | 46.2% | 40.1% | 33.3% | 39.8% | 35.7% |
固定金利 期間選択型5年・7年 | 14.3% | 8.3% | 11.4% | 9.1% | 9.5% |
固定金利 期間選択型10年 | 6.8% | 4.9% | 9.2% | 11.9% | 10.1% |
固定金利 期間選択型その他 | 1.7% | 1.0% | 1.4% | 1.8% | 2.4% |
全期間固定金利型 | 6.2% | 3.2% | 9.1% | 5.9% | 10.6% |
グラフは、国土交通省が実施した「2005年度・民間住宅ローンの実態に関する調査」によるもので、個人向け住宅ローンのタイプ別に、新規貸出額の推移を示したものである。
ここ数年、最も利用されているのは固定金利期間選択型の3年タイプとなっていて、次に固定金利の2年タイプが続いている。
変動金利型については、02年度には約4分の1を占めていたが、その後は年々減少しており、05年度の上半期には約1割を占めるに過ぎなくなっている。金利の先高感で、変動金利よりも固定金利を選択する人が増えているのである。
全期間固定金利型を選択する人も少しずつ増えており、05年度上半期には全体の約1割にまで増加している。
金融情勢によって、顧客の希望する住宅ローンのタイプも大きく変わってきている。