1919(大正8)年、「三菱財閥」の創始者・岩崎弥太郎の甥、岩崎輝弥が経営する横浜の「子安農園」の分園として「立川養豚場」が誕生。最先端の知識と技術を有し、国内の豚の改良増殖や養豚知識の普及啓蒙にも大きな役割を果たした。総面積は約6万坪と広く、敷地内には運搬用のトロッコが敷かれていた。
「立川養豚場」は、1941(昭和16)年、「立川飛行場」の拡大に伴い土地が買収され、現在の神奈川県大和市へ移転。跡地には「陸軍航空廠立川支廠」が移ってきた。「国営昭和記念公園」の「水鳥の池」付近(写真)が「立川養豚場」があった場所となる。 MAP __(撮影地点)