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武蔵野の自然に恵まれた地


「神田川」が流れる落合は、蛍狩りの名所

「神田川」と「妙正寺川」の清流が落ち合うことから落合と呼ばれた一帯は、江戸時代には蛍の名所として知られていた。人々は思い思いに蛍狩りを楽しんでいたという。【画像は江戸後期】

徳川吉宗の鷹狩の場だった「御留山」 MAP 1

徳川吉宗は、武士たちの心身鍛錬のため、綱吉が禁じた鷹狩を復活させた。鷹狩の場となった現在の豊島区と新宿区の境界付近は、庶民が足を踏み入れることのできない「御留山(おとめやま)」とされた。図は江戸近郊の御鷹場の池袋付近を抜粋したもの。【図は江戸後期】

1969(昭和44)年に開園した「おとめ山公園」は、その後、拡張整備され、2014(平成26)年に「区民ふれあいの森」となった。現在は「ホタル舎」が設けられ、毎年「ホタル鑑賞会の夕べ」が行われている。

安産の神として信仰を集める「鬼子母神」 MAP 2

雑司ヶ谷の「鬼子母神」は、安産の神様として人々の信仰を集めてきた。祀られている「鬼子母神像」は、1561(永禄4)年に清土(現・文京区目白台)で掘り出されたという。1666(寛文6)年に本殿の開堂供養が行われ、江戸時代には武家、庶民問わず参拝者が訪れた。【画像は明治後期】

本殿は、2016(平成28)年に国の重要文化財に指定された。

池袋の地名の由来「丸池」 MAP 3

農業用水だった「弦巻川」は、現在の「池袋駅」西口付近にあった「丸池」を水源としていた。この池が「池袋」の地名の由来とされる。【画像は1918(大正7)年頃】

「弦巻川」は、都市化に伴い生活排水が流入するようになった。写真は暗渠(あんきょ・地下水路)化工事の様子。【画像は昭和初期】

「元池袋史跡公園」には「池袋地名ゆかりの池」の碑が建ち、「丸池」を偲ばせる。


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※本ページでは、現在の豊島区の池袋一帯と周辺地域(目白、雑司が谷、長崎など)、歴史上関連性の深い新宿区の一部(落合一帯)を取り上げている。



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