8世紀後半「交野台地」の西部に百済王(くだらのこにきし)氏により「百済寺」が建立された。この一族は、朝鮮半島の百済の王族の末裔で、奈良時代後半から平安時代の初めにかけて、中央政界で活躍。8世紀の半ばに百済王敬福(きょうふく)が河内守となり交野に移り住んだといわれる。【画像は1968(昭和43)年】
「百済寺跡」は1952(昭和27)年に国の特別史跡となった。現在は「百済寺跡公園」として整備されており、2015(平成27)年度から再整備が行われている。【画像年代は不明】