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大型商業施設の誕生

1972(昭和47)年「樟葉駅」前に沿線最大級の大型商業施設「くずはモール街」が開業。また、1983(昭和58)年、枚方市に「TSUTAYA」の第1号店となる「蔦屋書店 枚方店」が創業した。


「樟葉駅」前に誕生した「くずはモール街」MAP __

「樟葉駅」前に誕生した「くずはモール街」

1968(昭和43)年、「京阪電気鉄道」が中心となり開発が進められた「くずはローズタウン」の分譲が始まり、「樟葉駅」の利用客が急増。1971(昭和46)年に新しい「樟葉駅」が完成した。1972(昭和47)年には、駅前にスーパーマーケット2店と専門店からなる「くずはモール街」をオープン。1974(昭和49)年には「松坂屋 くずは店」も開店した。写真は開業当時の「くずはモール街」。【画像は1972(昭和47)年】

「くずはモール街」は2004(平成16)年より全面建て替えが行われ、翌2005(平成17)年に「KUZUHA MALL(くずはモール)」としてリニューアルオープン。さらに2014(平成26)年にもリニューアル・増床が行われ、「本館ミドリノモール」「本館ハナノモール」(写真右)と「南館ヒカリノモール」の3館での営業となった。

「くずはモール街」の「汽車のひろば」

「くずはモール街」の中心部には「汽車のひろば」が設けられ、国鉄が枚方市へ無償貸与したSL(蒸気機関車)「D51形51号機」が展示された。隣接する池の上のステージでは、人気歌手のイベントなどが行われた。SLは「くずはモール街」の再整備に伴い、2004(平成16)年に京都の「トロッコ嵯峨駅」構内へ移設・展示されていたが、2020(令和2)年に老朽化のため撤去された。【画像は1972(昭和47)年】

2014(平成26)年の「KUZUHA MALL」リニューアルで、「南館ヒカリノモール」一階の一画に「SANZEN-HIROBA(さんぜんひろば)」が開設された。「くずはモール街」の開業と同じ1972(昭和47)年に登場した「京阪電気鉄道」の3000系特急用車両「テレビカー3505号車」が保存されているほか、運転体験ができるシミュレーター、ヘッドマークやパネルの展示などがあり、多くの子どもたちや鉄道ファンが訪れる場所となった。

1983(昭和58)年、枚方に「TSUTAYA」の第1号店

1983(昭和58)年、枚方市に「TSUTAYA」の第1号店となる「蔦屋書店 枚方店」が創業。新しいライフスタイルを提案する拠点となった。「蔦屋」の屋号は、創業者である増田宗昭の祖父が営んでいた商店の屋号であるとともに、江戸時代に写楽を世に送り出したとされる、蔦屋重三郎にもあやかっているという。 MAP __【画像は1983(昭和58)年頃】

2016(平成28)年、「枚方市駅」前の「ひらかた丸物」「近鉄百貨店」の跡地に「枚方T-SITE」がオープンした。 MAP __



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