「土地活用」は、資産運用の基本的な知識を身に付け、税制や税法上の特例を理解したうえで、資産全体を総合的に把握することが大切です。また、立地条件や広さ・形等によってもベストな活用方法は異なります。本コンテンツは、土地活用のポイントをQ&A、ケーススタディで解説しています。
第2章 不動産(土地)活用のポイントQ&A
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土地の売買に関する基本
Q9
土地を購入または売却する際にかかる諸経費(税金)について教えてください。
A
印紙税、登録免許税、不動産取得税がかかります。
解説
解説
2.登録免許税
登録免許税は土地の所有権移転の登記等の際に納付します。
課税標準額(固定資産税評価額)に税率1.5%(令和8年3月31日(注)まで)を乗じて計算します。
3.不動産取得税
不動産取得税は土地を取得した後6ヵ月~1年の間に各都道府県から届く「納税通知書」で納付します。
宅地等の課税標準額(固定資産税評価額(令和6年3月31日(注)までは1/2))に税率3%(令和6年3月31日(注)まで)を乗じて計算します。
(注)令和5年度税制改正大綱に基づいて記載しています。
その他税金以外にも、仲介手数料、測量費用、登記費用、ローン保証料などがかかる場合がありますので、その分も含めた資金計画をたてておくことが大切です。