中古マンション
最近では中古マンションを購入して、ご自身のお好きなようにリフォームされる方が増えていますが、構造上、変更できる部分とできない部分がありますので、事前に見極めておくことが大切です。また、マンション全体の管理状態は将来の資産価値にも影響しますので、しっかりと確認しましょう。
下見をするときのチェックポイント
check
1
共用部分のチェック
集合ポストにチラシが散乱していないか、廊下に荷物が置かれていないか、ゴミ置き場や駐輪場が整理整頓されているかなどをチェックすれば、マンションの管理状況についておよその見当がつきます。
check
2
居住者用の掲示板をチェック
マンション内の掲示板で、設備の定期点検や、大規模修繕等の予定がチェックできることがあります。また、ペットや騒音に関する情報が得られることもあります。
check
3
設備機器のチェック
エアコンや床暖房などの設備機器は、可能であれば実際に動かしてチェックしましょう。特に給湯器は不具合が発生しやすいため、使用年数が耐用年数に近い場合は、交換した場合の費用も確認しておくと安心です。
check
4
通気性・騒音のチェック
窓が開いているとき、閉まっているときの、通気性・騒音等の違いを確認しましょう。
check
5
天井高・梁・床の段差等のチェック
天井の高さ、梁の出っ張り、床面の段差などは、図面からは判断しにくいものです。現地にてチェックしておきましょう。
check
6
騒音・交通量のチェック
可能な限り曜日・時間帯・天候などの条件を変えて、何度も現地に行ってみましょう。平日と休日では、車の交通量が大きく異なることも珍しくありません。
check
7
利便性のチェック
駅やバス停からの距離、商店街や利便施設への距離等を実際に歩いて確認しましょう。自分の通勤時間帯に合わせて実際に交通手段を利用してみると、所要時間や混み具合が把握できます。
中古の下見(内見)は、新築と違って売主さまがまだお住まいの物件にご案内するケースがあります。売主さまの許可を得ずに勝手に器具に触ったり、これ見よがしにチェックリストを出して書き込んだり・・・はやめましょう。売主さまにいい印象を持っていただくことも、不動産ご購入の成功には欠かせない要素です。