官設鉄道の西の終点「神戸駅」から中国地方に向かう鉄道の敷設を目的とし、「山陽鉄道」が1888(明治21)年に設立された。1891(明治24)年3月、岡山市内への延伸を果たし、「岡山駅」が開業。初代「岡山駅」は、木造駅舎であった。
岡山市は、1889(明治22)年に市制が敷かれ、1891(明治24)年に「山陽鉄道」(現・JR山陽線)の「岡山駅」が開業した。中国地方の中心地として「日本銀行」の支店が置かれ、県下初の百貨店、「天満屋」が誕生するなど、明治・大正・昭和にかけて発展が続き、街の様相は近代化していく。