1943(昭和18)年、健軍町に「三菱重工業 熊本航空機製作所」の試験飛行場が建設され、終戦間際の1945(昭和20)年3月に「熊本陸軍飛行場」に転用。同年5月には、陸軍の特殊部隊「義烈空挺隊」が沖縄に向けてここから出撃した。終戦から8年後の1953(昭和28)年に「熊本飛行場設置に関する告示」が出されると、1956(昭和31)年から建設が進められ、1960(昭和35)年に「熊本空港」が開港した。
MAP __
1971(昭和46)年に現在の場所に移転した。2007(平成19)年には「阿蘇くまもと空港」の愛称も付けられ、年間約300万人が利用する空港となっている。現在、2023年3月の開業予定で、旅客ターミナルビルの建て替えが進められている。写真は2019(平成27)年の撮影。健軍町のかつて「熊本空港」があった場所は、現在は「熊本県立大学」、「熊本赤十字病院」、住宅などになった。
MAP __