このまちアーカイブス INDEX

アクセスの向上

1971(昭和46)年に新しい「熊本空港」が開港して以降、観光客も年々増加。2011(平成23)年には九州新幹線が全線開業した。今後も「熊本空港」の国際線拡充が計画されるなど、観光都市としてさらなる発展が期待される。


陸軍飛行場の跡地に開港した「熊本空港」

1943(昭和18)年、健軍町に「三菱重工業 熊本航空機製作所」の試験飛行場が建設され、終戦間際の1945(昭和20)年3月に「熊本陸軍飛行場」に転用。同年5月には、陸軍の特殊部隊「義烈空挺隊」が沖縄に向けてここから出撃した。終戦から8年後の1953(昭和28)年に「熊本飛行場設置に関する告示」が出されると、1956(昭和31)年から建設が進められ、1960(昭和35)年に「熊本空港」が開港した。
MAP __【画像は1961(昭和36)年】

1971(昭和46)年に現在の場所に移転した。2007(平成19)年には「阿蘇くまもと空港」の愛称も付けられ、年間約300万人が利用する空港となっている。現在、2023年3月の開業予定で、旅客ターミナルビルの建て替えが進められている。写真は2019(平成27)年の撮影。健軍町のかつて「熊本空港」があった場所は、現在は「熊本県立大学」、「熊本赤十字病院」、住宅などになった。
MAP __【画像は2019(平成27)年】

待望の九州新幹線が全線開業 MAP __

「博多駅」と「鹿児島中央駅」を結ぶ九州新幹線は、2011(平成23)年に全線開業し、「熊本駅」は新幹線の停車駅となった。写真は2011(平成23)年の全線開業当時の「熊本駅」。新幹線ホームは在来線ホームの西側(写真では左側)に設けられた。【画像は2011(平成23)年】

「九州新幹線建設事業」と並行して「熊本駅」周辺で連続立体交差事業が行われ、2018(平成30)年に在来線の鹿児島本線と豊肥本線が高架化、2019(平成31)年には建築家・安藤忠雄氏がデザインした新駅舎(写真右)が完成した。駅周辺では駅ビルの整備、駅前広場の整備、道路の整備、市街地再開発、土地区画整理、合同庁舎の建設、マンションの建設など、官民一体での「熊本駅周辺整備事業」が進められ2021(令和3)年に完了となった。写真は現在の「熊本駅」の「白川口」。写真中央は2021(令和3)年にオープンした駅ビル「アミュプラザくまもと」。



MAP

この地図を大きく表示



トップへ戻る