三井住友トラスト不動産

5G通信
読み:ふぁいぶじーつうしん
印刷する

第5世代移動通信システム。5th Generationの略。国際電気通信連合が2020年に向けて勧告した無線インタフェースの標準規格(IMT-2020)を満たす無線通信システムである。

「超高速」、「多数同時接続」、「超低遅延(通信の往復時間が極めて短い)」を特徴とする高水準の通信システムで、IoTVR、AI、自動運転などを幅広く活用するための基盤になると期待されている。一方で、電波の特性から、無線通信の安定性や信頼性には限界があるという考えもある。

本文のリンク用語の解説

IoT(インターネット・オブ・シングス)

Internet of Things。モノが人を介することなく相互に情報をやりとりする概念をいう。これによって、広範な分野で、自動的な認識、判断、制御等やそれらの統合・連携が可能になるとの期待がある。  例えば、住空間の状態や設備を自動的に制御し、住生活ニーズに幅広く応えることを目指した取り組み(スマートハウス、インテリジェントハウス、ユビキタス住宅など)も、この概念の具体化である。そのほか、エネルギー管理の最適化、ウエアラブルデバイスによる生活ニーズの充足、自動車の自動運転等々、多様な展開が考えられている。 なお、IoTを具体的に展開するためには、モノに認知・通信・制御機能を埋め込むこと、大量の情報をネットワーク化し分散したままで処理すること、データの収集・蓄積・分析を自律的に行なうことなどの技術開発が必要である。

VR

情報技術を活用して、人工的に現実感を作り出すこと。英語のVirtual Reality(バーチャル・リアリティ)の略語で、「仮想現実」「人工現実感」などと翻訳されている。 高度なシミュレーションの大部分はVRである。あるいは、実際に現地に行かずに建物や都市の中を歩き回る体験や、遺跡の元の姿を復元して現実に存在するかのように示すことなどは、いずれもVRの利用である。 なお、VRは現実感を人工的に生み出すのに対して、AR(Augmented Reality)は現実をベースに人工的な情報を重ねて現実感を広げるという違いがある。