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枯山水
読み:かれさんすい
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自然の風景を石・砂・若干の植物によって象徴的に表現する庭。日本で、室町時代以降に、禅宗寺院において発達した庭園様式である。

なお、「作庭記」(日本最古の庭園技法書。11世紀後半に成立)では、枯山水は池や遣り水のないところに造る石組を指す用語として使われているが、一般的な使い方ではないとされている。

関連用語

日本庭園

日本でかたちづくられた庭園様式またはその様式で造られた庭園。宮殿、寺院、大規模な屋敷などに設置されている。また、公園として設置されているものもある。 一般に、池、庭石、築山、草木を配し、「見立て」を活用してデザインされていることが多い。また、季節の移り変わりを示すことや、建築と自然を総合化する空間構成も特徴とされる。 Japanese Garden(ジャパニーズ ガーデン)として世界に紹介され、日本の美意識を表す場所として、文化交流や観光においても役割を担っている。