三井住友トラスト不動産

コモンズ
読み:こもんず
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共同で所有し管理する土地。英語のCommons。日本語の「入会地」とほぼ同義で、「共有地」と言われることもある。転じて、コミュニティに属する共通の場所をさすこともある。 

特定の人や団体が所有することなく、誰でもが自由に利用でき、占有が許されない空間である。まちづくりなどにおいて、一定の場所をコモンズとして確保することによって、その利用を通じて人のつながりが生きるコミュニティを形成することができるとの考え方がある。

関連用語

コミュニティデザイン

人々のつながり方やつながるしくみを設計すること。 コミュニティデザインの対象は、施設や空間でなく、社会的な活動のかたちである。たとえば、ワークショップによって人々の交流を促す、イベントによって人のつながりを促進するなど、人が共同で活動する場を形成することや、そのためのしくみを整備することは、典型的なコミュニティデザインである。 まちづくりなどにおいても、ハードな施設・空間の形成だけでなく、社会的な関係の形成を促すことが課題となっているが、コミュニティデザインは、その課題に取り組む手法として採用されつつある。 一方で、人のつながりは極めて多元的で、自律的に自生するから、システムとして捉えデザインすることには限界があるし、それに対して外部から関与することの是非も問われている。