環境・社会への配慮がなされた不動産(Green Building)を認証する仕組み。DBJ(日本政策投資銀行Development Bank of Japan Inc.)と(一財)日本不動産研究所が運営・認証する任意の制度である。
DBJグリーン認証においては、Green Buildingを環境性能とステークホルダーの要請に応じる取組の2つの観点から総合的に評価するとし、次の5つの視点を挙げている。
建物の環境性能(Ecology)、テナント利用者の快適性(Amenity & Diversity)、リスクマネジメント(Risk Management)、周辺環境・コミュニティへの配慮(Community)、ステークホルダーとの協働(Partnership)。
本文のリンク用語の解説
不動産
不動産とは「土地及びその定着物」のことである(民法第86条第1項)。
定着物とは、土地の上に定着した物であり、具体的には、建物、樹木、移動困難な庭石などである。また土砂は土地そのものである。
建物
民法では、土地の上に定着した物(定着物)であって、建物として使用が可能な物のことを「建物」という。
具体的には、建築中の建物は原則的に民法上の「建物」とは呼べないが、建物の使用目的から見て使用に適する構造部分を具備する程度になれば、建築途中であっても民法上の「建物」となり、不動産登記が可能になる。
テナント
事務所ビルや商業スペースの賃借人をいう。大型商業ビルにおいて、集客の中心となるのが「キーテナント」である。
テナントの業種構成や配置、賃料の設定などは、ビルの性格を決め、その収益性を左右する。