三井住友トラスト不動産

順位番号(不動産登記における~)
読み:じゅんいばんごう(ふどうさんとうきにおける)
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登記記録甲区乙区のそれぞれにおいて、登記の時間的順序に従って、各個の登記に付される番号のこと。

甲区にされた登記は甲区の中で順位番号が付けられ、乙区にされた登記は乙区の中で順位番号が付けられる。つまり、区の中における登記の先後は、順位番号によって判明する。
なお、区を越えて登記の先後を見るためには、受付番号で判断する。

本文のリンク用語の解説

登記記録

一筆の土地または一個の建物ごとに作成される登記の記録のこと。 従来は紙であったため「登記用紙」と呼ばれていたが、現在はほとんどの登記所でハードディスク上のデータとなっているため、現在の不動産登記法では「登記記録」という用語が使用されている(不動産登記法第2条第5号)。

甲区

登記記録において、不動産の所有権に関する事項を記載した部分のこと。 この甲区に記載される登記には「所有権保存登記」「所有権移転登記」「所有権移転仮登記」などがある。

乙区

登記記録において、不動産の所有権以外の権利に関する事項を記載した部分のこと。 この乙区に記載される登記には「抵当権設定登記」「地役権設定登記」「賃借権設定登記」などがある。

受付番号(不動産登記における~)

それぞれの登記所で登記申請を受け付けた順序に従って、その登記に付けていく番号のこと。 登記記録では、甲区、乙区のそれぞれで、登記の時間的順序に従って、順位番号が付けられる。この順位番号では、区を越えた登記の前後が分からない。 そこで、区を越えて登記の先後を知るためには、通し番号である「受付番号」で判断することになる。