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建前(建築の~)
読み:たてまえ(けんちくの~)

木造家屋の建築において、柱・・桁などの主要構造部材を組み立てること。また、組み立て作業の最後は棟木を上げるが、その作業(棟上げ)を指すこともある。

なお、棟上げの際には、主要構造の組み立てを終える儀式(上棟式)を行なうことがある。この上棟式を「建前」という場合もある。

木造

建物の主要な部分を木材とした建築構造のこと。 木造の工法は、大きく分けて「在来工法」「伝統工法」「枠組壁工法」に分類されている。

小屋組や床組の荷重を二点支持により水平や斜めの状態で支える横材のこと。 柱などと連結して、上方からの荷重を鉛直方向に流し、地面に力を伝える重要な構造部材である。

棟木

屋根の最高部に、桁と平行に配される部材をいう。 「むねき」「むねぎ」とも。 これを組むことで建物の骨組みが完成するので、その際に「上棟式」(その主催者は棟梁である)を行なって工事の無事完了を祈る慣習がある。

主要構造部

建築物の構造上、重要な役割を果たしている部分のこと。 建築基準法第2条5号では、主要構造部とは「壁・柱・床・梁・屋根・階段」であると定義している。 ただし、構造上重要でない最下階の床、間仕切り用の壁、間柱、つけ柱、局所的な小階段などは主要構造部から除外されている。