三井住友トラスト不動産

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読み:りょう

一定の組織に属する者が共同で居住する住宅。通常、事業者が設置し、たとえば、学校が学生のために設置する学生寮、会社が社員のために設置する社員寮などが該当する。

一般に単身者が居住し、台所浴室を共用するなど、共同生活の形態になっていることが多い。その多くは、建築法規において「寄宿舎」として取り扱われる。また、寮のうち、事業に付属して複数の労働者が共同で生活する施設は、「事業用寄宿舎」として労働法規が定める基準を満たさなければならない。

キッチン

台所。調理の場所をいい、英語のkitchen。 水槽(シンク)、給排水設備、加熱装置、作業台、収納スペースなどで構成され、ひとまとまりの空間となっている。また、食品を扱い、水や熱を利用するため、衛生保持や耐水・耐火に注意しなければならない。 キッチンには、独立の部屋とするかどうか、調理台と壁との配置関係をどうするかなどに応じて、いくつかの種類がある。たとえば、食事室との間に仕切りを設けない方式(オープンキッチン)、調理台が壁に接しないで独立している方式(アイランドキッチン)などである。

浴室

入浴のための部屋。バスルーム(Bathroom)は、最低限の設備として、浴槽と給排水装置が必須である。通常は、シャワーや洗い場が設置されている。 湿気に対する備えが必要で、壁と床は防水施工とし、十分な換気を確保しなければならない。また、プライバシーの確保も重要である。 浴室の施工は、一般に、通常の室内工事と同様に設計・施工する方法で行われるが、設備、壁、床をモジュール化して生産し、組み立て方式で設置する方法(ユニットバス)もある。 なお、日本の一般住宅では浴室は入浴機能に特化した部屋であるが、浴室に洗面台やトイレを併せて設置し、身体を清潔に保つための機能を集約した部屋とする場合もある。