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町内会
読み:ちょうないかい

地域の住民が組織した任意団体。集落、街区など一定の区域に居住する者を会員とする権利能力なき社団で、住民相互の連絡や親睦、行政機関等との協力の推進などの自治的な活動を行なっている。

町内会の名称、組織形態、活動内容はさまざまで、特に決まりはない。

なお、地方自治法は、市町村内の一定の区域に住所を有する者が地縁に基づいて形成する町内会等の団体について、市町村長の認可によって法人格を付与する制度を定めている。認可を受けた町内会等は「認可地縁団体」とされ、法人として活動できるが、行政組織ではない。

認可地縁団体

地縁に基づいて形成された自治会、町内会等の団体であって、地域的な共同活動のために法人格を認められたもの。認可地縁団体は、不動産の保有、登記、取引などを団体の名で行なうことができる。 認可地縁団体となるためには、「地方自治法」に基づいて市町村長の認可を受けなければならない。認可に当たっては、良好な地域社会の維持形成に資する地域的な共同活動を行なっていること、区域が明確であること、区域内に住所がある個人はすべて加入でき、現に相当数が加入していること、規約が定められていることが要件とされる。 なお、認可地縁団体については、法人税の課税において公益法人等とみなされるなどの特例が定められている。