コンセプトが明確でユニークさ、スタイリッシュさを帯びたマンション。和製英語である。
外観・内装に統一性をもたせ、空間感覚を高める設計の建物が多いが、明確な定義はない。また、一般的に、必ずしも著名な建築家が設計しているわけではない。
マンション
日本におけるマンションは、一般的には、鉄骨コンクリート造または鉄骨鉄筋コンクリート造で、3階建て以上の分譲共同住宅・賃貸共同住宅を指している。ただし、賃貸共同住宅の場合にはPC造・重量鉄骨造であっても、マンションと呼ばれることがある。 本来、マンションは英語では「大邸宅」を指す。日本におけるマンションは、欧米では「アパートメント」と呼ばれている。
建物
民法では、土地の上に定着した物(定着物)であって、建物として使用が可能な物のことを「建物」という。
具体的には、建築中の建物は原則的に民法上の「建物」とは呼べないが、建物の使用目的から見て使用に適する構造部分を具備する程度になれば、建築途中であっても民法上の「建物」となり、不動産登記が可能になる。
建築家
主として建築物のデザイン設計に携わる専門職。通常、建築士の資格を有する。英語のarchitect(アーキテクト)。
建築家の仕事は、芸術的な要素をもつ建築デザインの業務と技術的な要素が強い構造・設備設計の業務が融合している。その仕事は公共的な責任を伴い、建築家を称するには、高度な教育と長い実務経験が必要と考えられている。また、建築家の職能は職人的な伝統を受け継いでいて、職能団体を結成して社会的な地位を保っている代表的な職業のひとつである。
仕事の仕方によって、独立した職業人として仕事に携わる者(アトリエ系建築家)と、建築業などの企業において業務を担当する者に大別できるが、いずれも顧客(クライエント)の注文に応じてサービスを提供することは同じである。また、建築の専門分野は、大きく、意匠設計(デザイン)、構造設計、設備設計に分かれているが、建築家とされるのは、主として意匠設計を担当するとともに設計全体を統括する役割を担う専門家であることが多い。さらには、都市計画や環境設計を専門分野とする建築家もいる。