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換気扇
読み:かんきせん

羽根を回転し、気流をつくって換気する機器。機械換気設備の一つである。

換気扇は、壁や窓に設置されるほか、レンジフード、換気ダクトなどにも用いられている。大きさや形状は用途に応じてさまざまであるが、一般的な換気扇は、四角の枠に羽根のついた回転軸を組み込み、それを電力で回す構造となっている。

換気

建築基準法によれば、住宅の居室には、換気のために、窓その他の開口部を設けなければならない(建築基準法第28条2項)。 この住宅の換気のための開口部の面積は、居室の床面積の20分の1以上でなければならないとされている。 ふすま、障子などの常時開放できるもので仕切られた2つ以上の居室は、1つの居室とみなすこととされている(建築基準法第28条4項)。従って、1つの居室には必ず1つの窓が必要というわけではなく、障子で仕切られた2つの居室について1つの窓でもよいということになる。 なお、換気のための換気設備を有効に設けた場合には、上記のような広さの窓などを設ける必要はなくなる(建築基準法第28条2項但書)。

機械換気(強制換気)

機械設備を用いる換気方法をいう。 換気の方法は大きく分けて、自然の通風や温度差による方法(自然換気)と、機械設備によって強制的に換気する方法(機械換気)とがある。機械換気は、常時確実に換気が可能であるが、稼動のためにエネルギーを消費する。機械換気に用いる設備としては、換気扇、送風機などがある。 機械換気の方法には、次の3つの種類がある。 a 第1種換気:吸気と排気の両方とも機械換気を用いるもの b 第2種換気:吸気は機械換気、排気に自然換気を用いるもの c 第3種換気:排気は機械換気、吸気に自然換気を用いるもの 換気の種類は、維持する空気環境の性格に応じて、吸気と排気のどちらを強制的に行なうかなどを考慮して適切に選択しなければならない。例えば、第1種換気は、安定した換気を確保できるがエネルギー消費が大きい。第2種換気は、室内を外気よりも高い圧力に保つことができるが気密性が必要である。第3種換気は臭気や湿気が発生する場所から排気することができるが室内の圧力が外気よりも低くなる。 建築基準法では、住宅の居室等においては、シックハウス症候群の発症の原因となるホルムアルデヒドの発散に対処するため、必要な換気が確保される一定の構造方法を備える場合以外は、常時換気が可能な構造の機械換気設備等の設置が義務付けられている。

レンジフード

@font-face { font-family: "MS 明朝"; }@font-face { font-family: "Century"; }@font-face { font-family: "Century"; }@font-face { font-family: "Times"; }@font-face { font-family: "ヒラギノ明朝 ProN W3"; }@font-face { font-family: "@MS 明朝"; }@font-face { font-family: "@ヒラギノ明朝 ProN W3"; }p.MsoNormal, li.MsoNormal, div.MsoNormal { margin: 0mm 0mm 0.0001pt; text-align: justify; font-size: 12pt; font-family: "Times","serif"; }.MsoChpDefault { font-size: 10pt; font-family: "Century","serif"; }div.WordSection1 { 調理時に生じる煙、水蒸気などを排出するための設備で、コンロの上部を覆うフード(煙り溜め)と換気扇とが組み合わさったものをいう。英語のRange hood。 レンジフードは通常の換気扇よりも強い換気性能が必要であるほか、油煙などによって汚れ易い。

ダクト

空気調和や換気された空気を所定の場所に導くための長方形や円形の管路をいう。風道とも(ductは送管、導管の意味で、ガスや電気等の管も含む)。 また、空調や換気用の複数の管を内蔵するための空間(ダクトスペース)のことをいう。