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老年者控除
読み:ろうねんしゃこうじょ

ある個人について、その年齢が満65歳以上であるときには、基礎控除のほかに、50万円の所得控除を認める制度。この制度は、2005(平成17)年に廃止された。

基礎控除

所得税の課税において所得金額から無条件に一定額を控除すること。 基礎控除額は、2017年までは一律に年38万円(住民税は33万円)であったが、2020年度(住民税は2021年度)以降は、合計所得金額が2,400万円までは48万円(住民税は43万円)、これを超えると段階的に縮小して合計所得金額が2,500万円を超えるとゼロになるよう改正された。

所得控除

所得税の計算において、所得から差し引くことができるさまざまな控除のこと。 所得控除には、社会保険料控除、生命保険料控除、損害保険料控除、配偶者控除、配偶者特別控除、扶養控除、基礎控除、医療費控除などがある。 給与所得者の場合には次の計算によって課税総所得金額が計算される。 「給与収入 - 給与所得控除 - 所得控除 = 課税総所得金額」 この課税総所得金額に所得税率を掛けることにより、所得税額が算出される。