三井住友トラスト不動産

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アパート
読み:あぱーと

英語の「アパートメント(apartment)」を略した言葉。
わが国では1階建てもしくは2階建ての共同住宅で、建築構造木造または軽量鉄骨構造のものを一般的に指している。

しかし最近では2階建ての共同住宅であっても、重量鉄骨構造のものがあり、また外壁・内壁も軽量気泡コンクリートパネル等としているものもある。

このため、マンションとアパートの外観上・構造上の区別がつきにくくなってきている。

建築構造

「荷重や外力に対抗するために必要な部分の組み合わせ」のことである。 端的にいえば、建築構造とは「建物の骨組」のこと。

木造

建物の主要な部分を木材とした建築構造のこと。 木造の工法は、大きく分けて「在来工法」「伝統工法」「枠組壁工法」に分類されている。

軽量鉄骨構造

鉄骨構造の一つ。 軽量鉄骨構造とは、次のような特徴を持つ鉄骨構造である。 1.軽量鉄骨を柱・梁として使用する。 2.ブレース(brace:留め具)で柱・梁を対角線につなぐことにより、水平方向の外力に対抗できる構造をつくる。 3.木質系パネル・軽量気泡コンクリートパネル・窯業系パネルなどで壁・床を構成する。 従って、「軽量鉄骨構造」とは、在来工法の木造建築物における木造軸組を「軽量鉄骨とブレース」に置き換えたものであると考えることができる。 こうした「軽量鉄骨構造」は、一般住宅やアパートに使用されることが多い。

重量鉄骨構造

鉄骨構造の一つ。 重量鉄骨構造とは、次のような特徴を持つ鉄骨構造である。 1.重量鉄骨(H形鋼など)を柱・梁として使用する。 2.柱・梁の接合部をボルトにより「剛接合」する。 (「剛接合」とは外力を受けても接合部が回転・変形しないという意味である) 3.木質系パネル・軽量気泡コンクリートパネル・窯業系パネルなどで壁・床を構成する。 このように「重量鉄骨構造」は、剛接合された骨組を持つ非常に頑強な構造となっている。 そのため、重量鉄骨構造は3階建ての一戸建て住宅や、3階建ての共同住宅で多用されている(ただし最近は2階建ての重量鉄骨構造も見られる)。