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2009年9月号

不動産市況や業界動向などの旬な情報を記載したコラムです。

一戸建て派、マンション派の割合は?

約8割が一戸建て派。大都市圏では、名古屋圏で一戸建て志向が強い。

【年度別】
一戸建て
一戸建て・マンション
どちらでもよい
マンション
その他
わからない
95年 90.2% 4.8% 4.1% 0.0% 0.9%
96年 90.4% 3.8% 5.6% 0.0% 0.3%
97年 89.1% 4.7% 5.6% 0.0% 0.6%
98年 84.0% 8.0% 6.3% 0.0% 1.7%
99年 81.1% 8.7% 6.6% 0.1% 3.5%
00年 77.9% 9.7% 9.4% 0.1% 2.9%
01年 80.4% 9.1% 7.8% 0.4% 2.2%
02年 76.5% 11.2% 9.7% 0.6% 1.9%
03年 79.2% 8.7% 9.7% 0.4% 2.0%
04年 77.7% 10.0% 9.0% 0.5% 2.8%
05年 84.4% 6.6% 6.3% 0.4% 2.2%
06年 79.3% 9.9% 8.3% 0.5% 2.0%
07年 79.1% 9.0% 9.1% 0.3% 2.6%
08年 80.4% 7.8% 9.1% 0.7% 2.0%
【地域別】
一戸建て
一戸建て・マンション
どちらでもよい
マンション
その他
わからない
大都市圏 76.2% 9.7% 11.3% 0.5% 2.3%
東京圏 76.0% 8.4% 13.2% 0.4% 2.0%
大阪圏 72.5% 12.7% 10.8% 0.5% 3.4%
名古屋圏 82.8% 9.8% 4.9% 0.8% 1.6%
地方圏 83.3% 6.4% 7.6% 0.9% 1.8%
地方中核都市 69.7% 9.8% 14.8% 3.3% 2.5%
その他の市町村 85.0% 6.0% 6.7% 0.6% 1.7%

データは、国土交通省が毎年実施している「土地問題に関する国民の意識調査」によるもので、「望ましい住宅形態」を尋ねたものである。
図表1は、95年度からの推移を示したものだが、02年度まではマンション派が年々増加傾向を示し、一戸建て派が約8割を切っていたが、その後は逆に一戸建て派が増加し、再び8割を上回ってきている。
図表2は、08年度のデータを地域別に示したものである。地域の比較をしてみると、一戸建て派がやや少ないのは地方中核都市と大阪圏で、7割前後となっている。一方、大都市圏では名古屋圏での一戸建て派が目立って多く、地方圏とほぼ同じ水準になっている。
大都市中心部や地方中核都市では、1~2人世帯が増加しており、利便性の高いマンションを求める人も多くなっているが、日本人の一戸建て志向の強さを示した結果となっている。

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