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不動産マーケット情報

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2008年8月号

不動産市況や業界動向などの旬な情報を記載したコラムです。

居住地域に求められていることは?

防犯・防災など安全性を求める声が強く、地域活動が活発なことも重視。

自分の居住地域に対して求める事項(複数選択)
地域住民等で防犯活動をしている 27.8%
建物が建て込んでいない(密集していない) 27.2%
地域に住む高齢者のための見守り・巡回等がある 24.2%
地域住民等で公園・道路等の公共空間を清掃している 23.3%
地域住民等による子育て支援が充実している 20.1%
敷地がゆったりとした(大きい)家が多い 18.9%
地域住民等で、日常的に災害時の対策等の防災活動をしている 18.1%
建物の外観、敷地境界の生け垣や植栽等を手入れしてある家が多い 17.6%
地域住民のための講座やサークル活動が活発である 14.6%
地域のお祭り等の行事が活発である 12.4%
景観などに関する取り決め(建築協定)などがある 12.3%
特になし 29.8%
その他 1.5%

グラフは、平成20年度「土地白書」の中で、国土交通省が全国20歳以上の人を対象に実施した「居住地域に関する意識調査」によるもので、「自分の居住地域に対して求める事項」を尋ねたものである。
最も求められている事項は、「地域住民等で防犯活動をしている」となっている。犯罪事件が多発する中で、安全な居住地域を求める人が多くなっている。また、地域住民による高齢者の見守り・巡回や、公共空間の清掃、子育て支援など、地域活動が活発で、地域住民同士が互いに助け合っている地域を求める声が強い。
住宅地としては、「建物が密集していない」や「敷地の大きい家が多い」が上位に入っており、ゆとりのある街並みを求める人が多くなっている。

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