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2008年1月号

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不動産市況や業界動向などの旬な情報を記載したコラムです。

最近の住宅着工数の動向は？

建築確認の厳格化により、全国的に住宅着工数が大幅に減少している。

種類別住宅着工数の推移（全国）

拡大図はこちら

エリア
住宅着工数
05’ 1月～3月
4月～6月
7月～9月
10月～12月
06’ 1月～3月
4月～6月
7月～9月
10月～12月
07’ 1月～3月
4月～6月
7月～9月
全国 首都圏 中部圏 近畿圏 その他地域
持家 貸家 分譲 持家 貸家 分譲 持家 貸家 分譲 持家 貸家 分譲 持家 貸家 分譲
76,045 105,469 86,931 17,667 34,562 48,006 12,318 13,957 5,880 10,646 13,759 16,351 35,414 43,191 16,694
95,860 122,728 87,413 20,642 38,639 46,039 13,544 14,380 7,263 12,373 17,045 18,431 49,301 52,664 15,680
95,197 134,100 100,178 21,100 43,632 53,823 14,049 17,348 5,840 12,015 17,945 22,451 48,033 55,175 18,064
86,165 141,997 94,545 18,629 39,897 46,969 14,104 19,474 6,832 11,457 17,656 20,141 41,975 64,970 20,603
75,355 119,174 88,139 17,324 36,580 47,059 12,083 17,371 5,272 10,715 19,179 18,620 35,233 46,044 17,188
98,833 135,703 97,139 20,158 39,736 49,488 15,203 19,599 7,345 12,127 19,304 20,090 51,345 57,064 20,216
98,627 138,211 91,138 21,510 43,226 47,600 15,063 20,027 6,135 12,427 18,129 20,194 49,627 56,829 17,209
85,704 150,375 102,765 18,332 43,186 48,997 13,973 21,646 7,546 10,809 22,191 22,467 42,590 63,352 23,755
72,536 113,654 91,461 16,640 33,949 45,649 12,140 16,712 5,357 9,466 18,238 21,488 34,290 44,755 18,967
90,120 136,065 95,235 18,711 40,949 47,596 13,937 18,815 8,372 11,137 19,735 19,862 46,335 56,566 19,405
72,711 81,513 50,980 14,890 24,647 23,590 11,384 12,366 4,899 8,220 11,353 11,318 38,217 33,147 11,173

耐震偽装の姉歯事件をきっかけに、建築確認の厳格化が盛り込まれた改正建築基準法が、昨年６月に施行された。その影響で、建築確認の審査期間が長期化しており、７月以降の住宅着工数は大幅に減少している。
データは、国土交通省が発表の住宅着工統計によるもので、全国、及び各地域の持家・貸家・分譲、それぞれの着工数の推移を四半期毎にまとめたものだが、昨年の第３四半期（７月～９月）の着工数は、全体として前年同期比で、４割近く減少している。
今回の改正で厳しくなったのは、３階建ての木造住宅やマンションなどが中心なので、持家については減少幅が小さいが、貸家や分譲住宅については減少幅が大きくなっている。
自宅やアパートなどを建築する予定のある人は、余裕を持って計画を立てる必要がありそうである。また、一時的に分譲住宅の供給が少なくなることも予想される。

※本コンテンツの内容は、記事掲載時点の情報に基づき作成されております。

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