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歩車分離
読み:ほしゃぶんり

歩行空間と自動車の走行空間とを明確に分離すること。

歩車分離は、一般に、道路平面を歩道・車道に区切ることを指すが、歩行のための空間と道路交通のための空間とを立体的に分離すること(ダブルデッキ方式など)や、住宅区域等で自動車の走行を排除・制限すること(クルドサックなど)も、歩車分離である。また、中心市街地区域や商店街で自動車の通行を禁止する場合があるが、これも歩車を分離することになる。

なお、交差点で歩行者が車道を横断するときに、自動車の侵入を完全に禁止する信号の制御方式を「歩車分離式信号」というが、これは「歩車分離」とは意味が異なる。

クルドサック

行き止まり道路の奥がロータリーになっていて、車の方向転換ができるようになっている袋路のこと。クルドサックを用いることにより、住人以外の車の通過を防止し、防災・防犯上の安全が確保できる。